昇仙峡(山梨県)
行ってよかった国内旅行は、山梨県甲府市にある昇仙峡(しょうせんきょう)です。
甲府駅からバスが出ています。だいたいバスで30分くらいです。
関東にお住まいであれば、気軽に行くことのできる渓谷です。
渓谷としては日本一に選ばれているようです。
バスの降車地点から、渓谷に沿って遊歩道となっており、美味しい空気を吸いながらのんびり歩くのは最高です。
川の岩には色々な名前がついており、それを確認しながら歩くのも楽しいです。
(おすすめは『松茸岩』)長潭橋から能泉地区までトテ馬車(馬の足音がトテトテというからついたらしい)が出ていて、それに乗るのもひとつの楽しみであったのに、昨年営業を終了してしまったのが残念でなりません。
遊歩道をすすみ、一番奥に「仙娥滝」という滝があります。落差30mあり、展望柵からでも天然のマイナスイオンを感じることができます。
昇仙峡は水晶をはじめとした鉱石も有名で、仙娥滝を越えると、鉱石やアクセサリーを取り扱っているお土産屋さんが軒を連ねます。
非売品ではありますが、超巨大な水晶とローズクオーツを祀ってあり(おとな3人くらいが両腕を伸ばして、やっと届くくらいの円周)、独身時代はその巨大ローズクオーツに頬ずりして、恋愛成就の願掛けなぞしたものです。
お土産屋さんのオススメは、お風呂に入れるトルマリンです。自宅のバスタイムもより癒される時間となりました。
仙娥滝を抜けると甲府ワインのお店もたくさんあり、試飲をすることができます。
なかでも、デザートワインは絶品で、デザートと言うだけあり、極上のスイーツよろしくその甘さは、遊歩道散策で少し疲れたからだに沁み渡ります。
お食事どころも色々あり、やはり山梨名物のほうとうは絶品です。
渓谷は山に近いので、気温も低めです。少し冷えたからだにアツアツのほうとう鍋が最高です。
私はほうとうと一緒に甲州とりもつ煮とビールに舌鼓をうちます。
書いているそばから食べたくなってきました。夏場は採れたての桃を売っていたりします。
その場で皮ごとかぶりつくのもいいですね。甘くてジューシーで、ここの桃を食べるとスーパーの桃が食べられなくなります。
気軽とは言っても、渓谷です。
日が落ちると日中とは違い気温がグンと下がりますので、着脱可能な服装で行くことをおすすめします。
靴も歩きやすいものが◎特に紅葉の季節がおすすめです。
散策にはいくつかのお勧めコースがあり、自分の行ってみたいコースを選ぶことができます。
こんなに気軽に手軽に行けて自然を感じられる場所はなかなかないと思います。